誤診から生まれたカイロプラクティック!

カイロプラクティックが誕生するきっかけとなった、最初の出来事を振り返ります。

 

今では様々な理論や手法があるのですが、この出来事がカイロプラクティックのベースになっているのです。

DDパーマーはアジャスト後に患者の難聴が回復したことから、自分はサブラクセーションを発見した、それをアジャストしたと考えました。しかし、それは誤りでした

注目

つまり誤診だったのです!

もしサブラクセーションが元に戻ったのなら、アジャストされたハーヴェイ・リラードが最初の発見者のはずです。

なぜなら彼の内部で起こった出来事(変化)だからです。

しかし彼は「難聴が回復した」と言ったのですが、
「サブラクセーションが元に戻った」とは言ってないはずです。

伝言ゲームでよくあるように、DDパーマーはハーヴェイ・リラードの伝言を間違って解釈したのです。

DDパーマーは間違った解釈をした
  • 「難聴が回復した」ことと
  • 「サブラクセーションがアジャストできた」ことを
  • イコールと解釈してしまったのです。

病気はサブラクセーションをアジャストしなくても回復する

だから
「病気が治った=サブラクセーションをアジャストできた」
とはならないのです。

そして今も昔もサブラクセーションの有無を正しく診断する方法は存在しません。

だからDDパーマーがサブラクセーションをアジャストできたかどうか理解できたはずがないのです。

注目

つまりDDパーマーはサブラクセーションの発見者ではなく、サブラクセーションを予測した人なのです。