民間療法が間違っていて、医学療法が正しいからでしょうか?それだけではありません。
貨幣経済だから医学療法が拡大したのです。
要するに医学療法は売り上げが大きいのです。
医学療法の主力商品、手術と薬。
手術は大きな金額が得られ、薬なら大量販売ができます。
一方の民間療法は、1回の料金が数千円のためマーケットが大きくならないのです。
そのため医学療法では(売り上げが大きいため)一等地に店舗を構えることができ、大きなビル、大きな設備投資、そして大きく宣伝ができるのです。
一方の民間療法は売り上げ規模が低いため、一等地に店舗を構えることができず、設備投資も研究もできず、広告も打てないのです。
この売り上げの違いが大きく作用しているのです。
さらに現在では医学療法は保険の適用が可能です。これはどういうことかと言うと、70%引きで医療を売ることができるのです。
そこで根本的な疑問です。患者は本当に医療を求めているのでしょうか?
人々は医学こそが正しい療法だと思っていますが、その一方で手術や薬は欲しくないのです。しかし医療しか療法ではないとも思っているのです。
そこで患者は、医療でありながら医療(手術や薬)をしない療法に行くことになります。それが準医療なのです。
準医療とは医療免許を持っているが、西洋医学をしない療法のことです。例えば、鍼灸や整骨院、カイロプラクティックなどです。