しかし、DDパーマーが提唱して以来、患者の行動パターンが変わったのです。患者は病気になれば病院に行くのではなく、カイロプラクティックに行く人たちが増えたのです。
しかし、カイロプラクティックは患者の期待にあまり答えられなかったのです。これまで述べてきたように、カイロプラクティックは歴史的過程で分裂、崩壊し、今では医療の傘下に入ってしまったのです。
カイロプラクティックは、患者の希望の光になるはずだったのに、正しい道を歩むことができず、今では整骨院の1手法にまで落ちぶれてしまったのです。
では、なぜ正しい道を歩むことができなかったのでしょうか?それは未熟さや誤解、経済、組織の分裂、医学からの外圧、法律、権力、偏見、説明不足、そういったものがカイロプラクティックを蝕んでしまったのです。
つまり、今もカイロプラクティックを選ぶことはできるのですが、その質は低く、本来のポテンシャルではないのです。
生まれた時は、未熟ながら素晴らしい神童だったのですが、途中から魔改造され、今では全くの別人にカイロプラクティックはなってしまったのです。