それが生徒、指導者、金、医学、法律です。
生徒たちは大変危険な存在なので、必ず統制しなくてはいけません。そうしなければ、勝手な考えを持ちはじめ、カイロプラクティックを内部崩壊させてしまうことになるのです。
指導者も危険な存在です。指導者によって、カイロプラクティックの方針が決まってしまうので、その指導者が間違うと、間違いが拡大してしまうのです。
お金も危険な存在です。お金は必要ですが、一つ間違うと、カイロプラクティックの定義や規律を犯してでも金銭に走ってしまうからです。
医学も危険な存在です。医学は療法の絶対的な支配者であり、常にカイロプラクティックは医学の脅威にさらされてきました。そこで医学の傘下に入りたいと思うカイロプラクターが続出することになります。
法律もカイロプラクティックにとって危険な存在です。法律の文書には拘束力があるからです。そこで創始者の定義よりも法律に従った方がよいという考えに至ってしまうのです。