患者と施術者では、幸せの基準が違う!

患者はより精神的、肉体的負担が少なく病気が治る、健康になることが望んでいます。ところが、そんなに簡単に患者が治ると施術者は困るのです。

施術者はビジネスマンでもあるので、より稼ぎたいと思っています。簡単に言えば、患者がすぐ治って二度と来なくなっては困るのです。それでは経営が立ち行かなくなってしまうからです。

施術者としては患者に何度も足を運んでもらい、定期的に療法を受けてお金を払ってもらうことが理想なのです。つまり、患者と施術者の願望にギャップがあるのです。資本主義は、このギャップを埋められるシステムではないのです。

ただ唯一、両者の願望を叶えることができるのは、患者が高い金を払うことだけなのです。